㈱伊達観光物産公社社員と展示会場においてアンケート調査を行いました!
「出身地や年代によって、幼少期から現在に至るまでに食べてきたお菓子が異なっているのではない
か」「お菓子も時代や流行、需要などにより、変遷してきたのではないか」という仮説を検証するため、
㈱伊達観光物産公社社員と展示会場において来館者を対象にアンケート用紙(Web フォームへのQR コード付き)を設置し調査を行いました。
( ㈱伊達観光物産公社社員については、2023 年 1/6 ㈮~ 1/31 ㈫の期間、展示会場においては、2023 年 2/23 ㈭㈷~ 3/31 ㈮の期間、アンケート用紙とWeb フォームによって調査しました。総回答数は、42 件(10 代 10 件、20 代 2 件、30 代 8 件、40 代 10 件、50 代 8 件、60 代 4 件)。出身地は、幼少期から学生時代の間に長く過ごした場所をご記入していただきました。回答は、原文のまま記載していま す。)
質問 1.
ハレ(儀礼や祭、年中行事などの「非日常」)の日のお菓子についての思い、思い出をできるだけ詳しく、お教えください。
<回答結果>
10代
- 保育所のころ、みんなでおもちをついたりして食べるのが楽しかった。(伊達市)
- 小学校のとき、茶道教室で和菓子をたべるのが好きだった。(伊達市)
- 中学生のころに、お祭りで、チョコバナナなどを買って食べた。(伊達市)
- 祖母のもち系 友達とパーティー (伊達)
- おじいちゃん家のみかん。(北海道伊達市舟岡町)
- クリスマスに毎年手作りでケーキを作って食べるのが楽しみだった。(伊達市)
- クリスマスにケーキを食べるのが楽しみだった(北海道伊達市)
- 家族と毎年クリスマスケーキを食べることが好きだった。(室蘭市)
- 母が行事の時だけ特別に好きなものをたくさんじゅんびしてくれた。(室蘭市)
- 誕生日やクリスマスにケーキを食べることを楽しみにしていた。(洞爺湖町)
20代
- 誕生日やおひなさま、こどもの日、お正月、おひがん、クリスマスなど行事ごとにお祝いのケーキやちなんだお菓子をたべて いました。(登別市)
- 五月の節句にかしわもちを立べていた(原文ママ、食べていたか)。おいしかった。なつかしい。おおみそかの夜に、輸入食品点(原文ママ、店か)で外国のお菓子を買って食べるのが我が家の通例となっていた。ハリボー グミとか、m&mチョコとか、毒々しい色のキャンディーとかです。ミミズグミなどもあった。クリスマスケーキの文化はいつのまにか終わっていた。小学生までは食べていた。(広島県広島市)
30代
- 小学生の頃から自分でクリスマスケーキを手作りしていた。家族みんなが自分の作ったケーキを喜んでくれるのが嬉しかった。
- (北海道伊達市)
- 小学生の頃はお正月の前に親戚も来てお餅をたくさんついてました。のし餅や鏡餅にするもの以外はその日の昼食にあんこや きなこで食べてました。(納豆や大根おろしもあったのでお菓子ではないですね…すみません)
- クリスマスは家でケーキを作ってました。スポンジを焼いて生クリームでデコレーションするだけの簡単なものでしたが、 とても楽しかったです(北海道伊達市)
- •大人になってから、毎年春頃に出る桜餅を食べるのが楽しみにしている(北海道伊達市)
- 子供の頃は、行事でお菓子を食べる家庭では無かったので、大人になってから自分へのご褒美として買うようになりました
- (北海道伊達市)
- •昔から祖母がおはぎやあんこもちを作ってくれて、今年のお正月も手作りあんことつきたてのおもちのあんこもちは絶品でした。 お土産でもらうゴーフル。小学生のころ、クリスマスに「クリスマスプディング」を家族で作って楽しかった。(伊達市)
- 小さい頃から今まで神社のお祭りではチョコバナナは絶対に食べてました。バレンタインの時期は昔から自分用に買ってます。
- (北海道札幌市)
- べこもちをもらって食べた思い出。渦巻きのような模様や、凝ったデザインがあった。お盆頃には、ぼたもち( おはぎ? ) を食べた記憶がある。 (函館市)
- 3 月のひなまつりで桜もち、5 月の子どもの日で柏もちを買ってきて食べていた。神社の例大祭の出店でりんごあめやチョコバナナを買ってたべた。
- お盆のあたりには祖母がずんだもちを作っていた。(地域柄)ずんだもち、くるみもちは正月にも食べる。
- 小学生~今まで、クリスマスケーキを食べる。大人になってからはシュトーレンやパネトーネを買うこともある。(宮城県)
40代
- 子供の頃に誕生日とクリスマスだけ食べることができたバタークリームのケーキが楽しみだった。 ( 姉の分も併せ計三回のボーナスタイムだった。)(北海道伊達市)
- 義理チョコかな(伊達市)
- 子供の頃から糖衣のポン菓子タイプの雛あられが好きでした。時々かりんとうタイプをいただくのですが、こちらは苦手でした。 餡やすあまのような和菓子全般苦手ですが、道明寺の桜餅やご近所のお母さん方が作る牡丹餅なら食べられるので、ひな祭り、 端午の節句に友達と食べました。クリスマスケーキは毎年楽しんでいます。子供の頃はお寺の日曜学校に通っていたので、4 月の降誕会に甘茶と花まつりケーキを お寺で食べました。お盆に行く父方の実家(森町)では仏壇に綺麗な花柄のべこ餅が供えて ありました。 (北海道有珠郡壮瞥町)
- お彼岸は、祖母とおはぎを作りました。今もうけついで作って、子供達に食べさせています。(室蘭)
- 子供のころ、年末年始は祖母や母が作ったもちを食べ 残ったもちはかんそうさせ細かくくだいてもち菓しを作ってたべていたお彼岸等は祖母が毎回おはぎを作っていたのであんこ作りは手伝っていたしおいしかった (登別市)
- 回答なし(長万部町)
- 家族の誕生日やクリスマス、ひな祭りには、どこのケーキ屋さんのケーキを食べるか選ぶのが楽しみだった。誕生日には母がフルーツ ポンチを作ってくれて食べた。お盆などに母が作るおはぎを食べるのが楽しみだった。お祭りがあるとよく、友達とラムネやチョコバ ナナを買いに行って食べていた。 (札幌市)
- 子供の頃から家族や親戚と集まる時は、横浜中華街の中華料理店がお決まりでした。帰りにたくさんの種類の月餅の中から好きなのを 選ぶのが楽しかったです。祖父が特大月餅を買っていて、大人になったら特大が食べられるんだと憧れの眼差しでみていました。
- (神奈川県)
- 子供の頃はお正月に羊羹、ケーキが必ず並んだ。かきもちも揚げて食べていた。お彼岸には祖母や母がおはぎを作ってくれた。(広島県)
50代
- クリスマスケーキが毎年楽しみでした。( 北海道伊達市)
- 小さい頃から自分の誕生日には餅つきをしてよもぎの草餅を作り食べるのが楽しみでした! 小学校からは母の作るおやきが楽しみで学校から急いで帰って来ました。
- お祭りではリンゴ飴を楽しみに買っていました!(北海道有珠郡壮瞥町)
- 小学生のころ、お彼岸の時に祖母が作る粒餡のおはぎが好きだった。(北海道洞爺湖 )
- 回答なし。(室蘭市)
- 小さい頃、自宅でつくったべこ餅が好きでした。月見だんごを焼いて食べました。(北海道羅臼町)
- 正月餅…幼少期の頃、母親が出来立ての杵付きもちをきな粉餅にして食べさせてくれるのが一番楽しみにしていた。
- カタヌキ菓子…小学生の頃、地元神社祭りで出店していた片抜き菓子をよく買って食べていた。片抜きにチャレンジし成功すれば賞金がもらえ、失敗すればそのまま食べても良いというもの。ほとんどが失敗に終わるが、お祭り気分を味わせてくれるイベント菓子でもあった。
うぐいす豆…小学生の頃、節分時の豆まきに主に使用していた豆菓子の定番品である「うぐいす豆(砂糖かけ)」が好物で父親にいつもリクエストしていた。
おはぎ(粒あん)…学生の頃、冬至彼岸の時に母親が作ってくれた。片面あんで包み込まれている市販のものと は違って手作りのため全部があんで被われているおはぎが大好きであった。(特に冷えた状態で食べるのがお気に入りであった。)
桜餅…学生の頃、毎年 3 月下旬~ 4 月上旬頃に出まわるのでたまに母親に買ってもらい食べていた。食べる時には「オオシマザクラの葉」を剥がして食べていた。※葉はしょっぱいので食べなかった。(千歳市) - お彼岸には必ずおはぎがあった。お正月は、お菓子屋さんのちょっと良いお菓子を買っていた。 小学生の頃までは、クリスマスは必ず父がクリスマスケーキを買って帰ってきた。(札幌市)
- 子どものころは、クリスマスと誕生日はケーキを食べることができたが、最初はバタークリームだったと思う。 クリスマスケーキの上にのっているお菓子の家やチョコレートプレートなどを食べるのが楽しかったと思う。
- アイスケーキもおいしかったけれど、やはり普通のケーキの方がよかったと思う。 (宮城県)
60代
- 特になし(北海道伊達市)
- 毎年お彼岸に母は必ずおはぎを作ってくれた。クリスマスのケーキはバタークリームケーキとアイスケーキだった。(伊達市)
- 帯広に住んでいた時は、入学祝出産祝、etc お返し品は、今の六花亭(昔は千秋あん)の菓子折がどこの家庭でも当り前だった。親はお祝をだすのが大変だっただろうが子供の私達はお返し品が届くのがたのしみだったです。 学生時代を送った札幌は今はすでになくなったイチロアン一炉淹の高級ケーキを支送りが届いたら、友達と買って食べた想い出があります
オホーツクでは流氷が去って漁がはじまると大漁祈願の餅まき等があり、子供達と拾いに行きました。 Xマスケーキは漁師さんの親しくしているおじさんがバタークリームの大きなお盆のようなローソクのサンタクロース等が付いたのをプレゼントしてくれ、子供達が大よろこびしたのを思い出します(帯広市 18 才まで、札幌市 2 年間、オホーツク網走市 40 年間)
小学生の頃、夏休み実家に遊び帰ると毎年乾燥させた、とうもろこしをもらってドン菓子屋に行き、ドン菓子を 作ってもらい食べるのが楽しみでした。(釧路市) - 回答なし(福岡)
(考察1)
全体の回答をみると、非日常の思い出のお菓子に、最も挙げられたのが「クリスマスのお菓子(ケーキ•プディング)」(全部で 18 件)でした。次は、お彼岸などの「おはぎ」で 7 件。その他は、節句で食べられる餅類(桜餅、♛餅、べこ餅等)が挙げられ、総数にするとクリスマスケーキを上回る勢いです。ハレの日に餅を食べる日本文化が全年代で、このアンケートでもみられました。その他には、神社等のお祭りで食べたチョコバナナ•りんごあめ、ケーキについては誕生日や記念日に食べるといった、シチュエーションの違いも挙げられました。
地域別でみると、道内出身者の回答には類似点が多いですが、「おおみそかの夜に輸入食品点(原文ママ、店か)で外国のお菓子を買って食べるのが我が家の通例となっていた。ハリボーグミとか、m&mチョコとか、毒々しい色のキャンディーとかです。ミミズグミなどもあった。(20 代•広島県広島市)」
「お盆のあたりには祖母がずんだもちを作っていた。(地域柄)ずんだもち、くるみもちは正月にも食べる(30 代•宮城県)」、「家族や親戚と集まる時は、横浜中華街の中華料理店がお決まりでした。帰りにたくさんの種類の月餅の中から好きなのを選ぶのが楽しかったです。(40 代•神奈川県)」、「子供の頃はお正月に羊羹、ケーキが必ず並んだ。かきもちも揚げて食べていた。(40 代•広島県)」等道外出身者の回答には、地域性や個人的な風習が垣間見られるものもありました。
( ㈱伊達観光物産公社社員については、2023 年 1/6 ㈮~ 1/31 ㈫の期間、展示会場においては、2023 年 2/23 ㈭㈷~ 3/31 ㈮の期間、アンケート用紙とWeb フォームによって調査しました。総回答数は、42 件(10 代 10 件、20 代 2 件、30 代 8 件、40 代 10 件、50 代 8 件、60 代 4 件)。出身地は、幼少期から学生時代の間に長く過ごした場所をご記入していただきました。回答は、原文のまま記載していま す。)
質問 2.
ケ(普段の生活、日常)の日のお菓子についての思い、思い出をできるだけ詳しくお教えください。
<回答結果>
10代
- クリームぱんが好きでよく食べていた。(伊達市)
- 小学校の学童で親の向かえ(原文ママ)を待ちながらおやつを食べた。(伊達市)
- おかあさんが、カボチャの蒸しパンを作ってくれた。(伊達市)
- スナック系(伊達)
- おいしいおかしをたべたのが思いで(北海道伊達市舟岡町)
- 小学生のころ、かっぱえびせんなどのスナック菓子を食べるのが好きだった。(伊達市)
- 朝ごはんの薄皮クリームパンがおいしかったです(北海道伊達市)
- 母が週 2 回程パンを焼いてくれて朝食に食べていた。(室蘭市)
- •今でもずっとかきのたねを食べている。(室蘭市)
- よくお菓子を母と作っていた。(洞爺湖町)
20代
- 小さい頃買い物について行き、いちごの形をした棒つきチョコレートかってもらうのが楽しみでした!(登別市)
- 小学生 駄菓子屋にて「練りあめ」を食べていた。小さいわりばしがついていてこねるのである。(こねてどうなるのかはわからない がそうやって食べろと袋に書いてあったので…)
あとものすごくネチネチした棒つきの、てるてるぼうずみたいなアメが好きだったが銀歯がとれてしまい、そのままのみこ んでしまった。あとおばあちゃんがボタンアメをくれた。
社会人 会社の売店で、わさびのり太郎を大人買いして食べていた。
100 円で 9 枚買えるし、眠気がふっとぶからさなので、 やる気が出ない日にさぼってたべていた。たらたらしてんじゃねーよも好きでよく食べた。
あと、「うめねり」もよく食べた。(広島県広島市)
30代
- 小学生の頃よく母と一緒にクッキーを作った。型抜きするのがものすごく楽しかった。焼き上がりを待つワクワク感が忘れられない。(北海道伊達市)
- 日常のお菓子は鈴カステラときびだんご(谷田製菓の)が好きでした。あと冬はよく干し芋をストーブの上で焼いて食べてました。 高校生の頃は夜食に農協のパン屋さんで売っていたメロンパンを食べていました。給食のベタベタパサパサのメロンパンしか知らな かったので、初めてパン屋さんのメロンパン食べて衝撃だったことを覚えています。
- 勉強の合間に食べていたので、今でもメロンパン見ると勉強を思い出します(笑)(北海道伊達市)
- 20 代の頃、クランキーにはまり、よく食べていた(北海道伊達市)
- ありません(北海道伊達市)
- 幼稚園のころの写真にグリコの袋?をにぎりしめて写っているのがある。
小学生のころ好きだったのは「ぬーぼー」、「スーパー BIG チョコ」、「セコイヤ」、ブルボンのチョコ小学生のころ、母が蒸しパン(黒糖が好き)やホットケーキを作ってくれた。
小学校1,2年生の時の担任の先生が出張にいった際、クラス全員にお土産としてチョコレートをくれた。私がもらったのはホワイト チョコレート。(初めてホワイトチョコを食べた。)高校生のころ、購買のパンで金盛堂の「シャーベット」というパンが好きだった。(伊達市) - 小中学生の頃習い事で終わると先生がうまい棒やアイスなど駄菓子をくれるのが楽しみでした。学生の頃キャラメルコーンにハマっ てるときがありました。グミにもハマってる頃がありグミソムリエと言われてたこともありました。(北海道札幌市)
- 蒸しパンは母がよく作ってくれた。その他は駄菓子、ゼリーなど。仏壇に上がっているお菓子を、おりんを鳴らしてから下ろして食べた。(函館市)
- 小学生のころ駄菓子屋や裏にあった小さい商店でお菓子を買って食べていた。祖母が日中家にいたので、祖母が「お茶っこ」で近隣住民の人とお茶するときに出すお菓子をつまむ。(渋いお菓子が多い…)(宮城県)
40代
- 保育園のおやつでビタミンカステラ( 高橋製菓 ) と牛乳のコンビは心が浮き立ち、アルファベット型のビスケットの時は心が沈んだ(北海道伊達市)
- 伊達駅前にあったイチマルの駄菓子屋さん。優しいおじさんがいた記憶(伊達市)
- よく食べた母の手作りお菓子はホットケーキです。その他、蒸しパン、クッキー、プリンなど時々作ってもらいました。
小学校高学年には家庭クラブに入ったので、クラブで作る予定のマシュマロやレアチーズケーキなどを友人と試作して食べていました。 小学生から中学生までは友人間で色々な飴を交換するのが楽しみで、新製品や珍しい飴をいつも探していました。
共働き家庭だったので、茶の間のサイドボードの中にあるオヤツは勝手に食べていいのですが、親がミントガムやカルミンを一緒に保管してしまい、 よく他のお菓子にミントの匂いが移っていました。
娘が生まれてからは娘と一緒に楽しめるキャラクターのお菓子や、コンビニのスイーツなどを良く買って帰りました。(北海道有珠郡壮瞥町) - 夫婦でけんかをすると、どちらかがお菓子を買ってきて、仲なおりします。(室蘭)
- 保育所のころはおやつの時間に(多分)森永のパイを食べていたがあまり好きではなかった(登別市)
- 小学生の頃、母が かぼちゃの団子を作ってくれて、砂糖をたくさんつけて 食べるのが好きでした。
町内からの イムラ屋さんという豆腐屋さんが週 2 回家まで来た時に 一緒に菓子パンを買ってもらってました。特にメロンパンが 大好きでよく買ってもらってた覚えがあります。(長万部町) - 幼稚園に入る前は、キャラメルコーンが好きで遊びに行く時も持っていって食べていた。お腹が空いた時に母がよく、ホットケーキを焼いてくれて 食べたので、今も、自分で焼いて食べている。習い事の帰りは必ずミスドを買ってくれて食べた。
中学生のころ学校で梅干し昆布が流行り、かなり食べた。高校生の時にカンユと香水ガムとチュッパチャプスにはまって良く食べていた。(札幌市) - 小さい頃、キラキラでかわいくて甘い金平糖が大好きでした。スーパーでは、ツインクルチョコレートをいつも選んでいた気がします。 キラキラのアルミに包まれたたまご型のチョコレートの中が空洞で、そこにも金平糖が入ってて、ときめいていました。
高校生の頃は購買で板チョコぱん争奪戦を繰り広げていました。(神奈川県) - 秋に保育園の皆散歩に出かけて、椎の実を拾ってきたものを煎ったのがおやつに出てきていた。 当時は母や祖母が作るゼリーやアイスキャンディなどが楽しみだった。
小学生の時、我が家にオーブンレンジが導入され以降は母の作るおやつの種類にクッキーやケーキなど洋風の手が込んだものが増えていった。(広島県)
50代
- 海鮮煎餅、麦チョコが好きです!( 北海道伊達市)
- かっぱえびせん、ポテトチップス、熱が出た時に買ってくれるフルーチェ、みかんや桃の缶詰め、 大人になったら 1 人で全部食べようと小さい頃から夢みていました。(北海道有珠郡壮瞥町)
- チョコレートの紗々を 2 枚重ねで食べる時がプチ贅沢だと感じる。(北海道洞但湖町)
- 冬至のいとこ煮 寒い日の甘酒(北海道洞但湖町)
- ホットケーキは自分で作ることもあるくらい好き。頭を使って疲れたときはチョコレートを食べている。(北海道羅臼町)
- 主に小豆のをベースにした和菓子が好きです。
例 . 虎屋本舗のどら焼き…生地の硬さ加減パサつきが無く甘さも控え目なのでお土産候補のリストにいつも入れている。花園饅頭の栗きんつば…薄皮で包むように焼き上げているため食感の良さも伝わり贅沢な味わい。
塩瀬総本家の「桃山」焼き菓子…桐を模した様な絵柄をカバーに菓子にも彩った雅な和菓子。 程よい上品さとサラリとした澄んだ甘さが絶妙な味を出している。(千歳市) - ピノは何年経っても大好き。パームロールもつい買ってしまう。(札幌市)
- チョコレート系のお菓子は今でも気分転換にもなるので食べている。今でも宮城には行くので北海道の土産菓子では 石屋製菓や六花亭などのお菓子を買っていく。逆に宮城だったら萩の月が好み。(宮城県)
60代
- 特になし(北海道伊達市)
- つるやさんのとら焼きと北の童もち、ポテトチップスとコーラの組み合わせ、久保さんの桜もち(伊達市)
- 妻の作ってくれるシフォンケーキがフワフワで、生クリームなど色々とアレンジして食べるのが大好きです。(釧路市)
- 回答なし (帯広市 18 才まで、札幌市 2 年間、オホーツク網走市 40 年間)
- 博多通りもん、スナック菓子(福岡)
(考察2)
全体の回答をみると、日常の思い出のお菓子に、最も挙げられたのが「蒸しパン(5 件)」、次に「ホットケーキ(4 件)」。「菓子パン類(クリームパンやメロンパン、チョコパンなど)」、「かぼちゃ団子」も多く挙げられています。その他には、クッキー•チョコレート•アイス•ゼリー•スナック菓子類がみられます。 年代別にみると、10 代、30 代と 40 代は、家庭での手作りお菓子を挙げる人は若干であり、菓子パンやスーパー•コンビニなどで買い求めるお菓子の名前が多く挙がっています。
一方、50 代と 60 代の回答には、「家族などが作ってくれた(おまんじゅう•かぼちゃ団子など)」、あるいは、「お店の人がその場でつくる(ドン菓子)」、「行商のおばさんの売る(水あめ)」、「自分でつくった(綿あめ•牛乳寒天•フルーチェ)」などの記述が多くみられました。しかし、50 代の道内都市部(札幌市• 千歳市)出身者の回答には、市販のお菓子やお店で買い求める菓子パンもみられ、地方と都市部といった違いも少しみられました。
また、「子供のころは駄菓子屋やおもちゃ屋もまだ多く残っていて、10 円のガムや粉ジュースなどを食べていた。チョコレートもあったが、最初のうちは、キャラメ ルの方が値段が安いのでよく食べていたと思う。当時 30 円くらいだったビバオールといういちご味のアイスやびんジュースのパレードなども印象に残っている(30 代•宮城県)」、「小学生 駄菓子屋にて「練りあめ」を食べていた。小さいわりばしがついていてこねるのである。(こねてどうなるのかはわからないがそうやって食べろと 袋に書いてあったので…)あとものすごくネチネチした棒つきの、てるてるぼうずみたいなアメが好きだったが銀歯がとれてしまい、そのままのみこんでしまっ た。あとおばあちゃんがボタンアメをくれた。(20 代•広島県広島市)」「伊達駅前にあったイチマルの駄菓子屋さん。優しいおじさんがいた記憶(40 代•伊達市)」といった、駄菓子屋についての言及があり、身近なものとして捉えられていたことがわかります。
質問 3.
あなたの好きなお菓子教えてください。
<回答結果>
10代
- じゃがりこ アイス(伊達市)
- お菓子ならだいたい全部好き。(伊達市)
- おかあさんが作ってくれる色々なおかしで、とくに、パイで作ったおかしが好きです。(伊達市)
- スナック菓子 甘い系 (伊達)
- めちゃくちゃ寒い時食べるこおっているグミ(北海道伊達市舟岡町)
- 自分でつくったクッキーやシフォンケーキを食べるのが好きです。(伊達市)
- コンビニ(セブンイレブン)の「チョコクッキーシュー」が好きです(北海道伊達市)
- バイト終わりに食べるチョコレートが好き。(室蘭市)
- 小さい頃バレンタインに母が作るガトーショコラが好きだった。(室蘭市)
- お風呂あがりのアイスクリームや、ケーキなどのスイーツ。(洞但湖町)
20代
- 上記にかいたいちごチョコ、キットカット、ハーゲンダッツのアイスクリームがブームです(登別市)
- くるみのゆべし。仙台の人と結婚してからはじめてゆべしを食べて、感動した。断然くるみ入りがいいです。 (広島県広島市)
30代
- 冬季限定で発売される「冬のくちどけポッキー」が好き。今季は狂ったように食べている。(北海道伊達市)
- 干し芋が好きですが昔のようなカラッカラに乾いた干し芋が姿を消して残念です(北海道伊達市)
- 暑い日に外で食べるソフトクリームが好き(北海道伊達市)
- 緑茶を飲む時煎餅を食べるのが、好きです(北海道伊達市)
- 親が室蘭に行くと買ってきてくれた盛一さんのべこもち(かみごたえのある食感がよい)
- 「ルマンド」、「マルセイバターサンド」(ひと昔前の包みの方が趣があってよかった)、ティラミス、クリームブリュレ、「おさつどきっ」(堅さがよい)(伊達市)
- チョコレートはいつでも食べたい。モナカアイスはパリパリより少しふにゃふにゃしてるほうが好き。セブンイレブンの生チョコが美味しくハマりかけた頃に売られなくなっててすっっっっごく残念。(北海道札幌市)
- おかき、チロルチョコ(函館市)
- スナック菓子だとじゃがりこやじゃがビー ケーキ屋さんで売っているような焼き菓子も好き。福島のままどおる、宮城だとこだまのどら焼き、ご当地菓子が好き 北海道のスノーサンドおいしいです。(宮城県)
40代
- コンビニに行くと思わずホイップシュークリームを衝動買いする悪い癖が未だに治らない。(北海道伊達市)
- 子供の頃からあるお菓子:「きのこの山」「ポッキー」「ポテトチップス」「チョコリエール」「森永ラムネ」「明治ストロベリーチョコレート」「アポロ」「プリッツサラダ味」「かっぱえびせん」「フルーチェ」「ガリガリ君」
大人になってから :「じゃがりこ」「果汁グミ」「フリスク」「ハーゲンダッツ」(北海道有珠郡壮瞥町) - コメッコが大好きです。エクルア(原文ママ、エクレアか)わに口最中大好き!!(室蘭市)
- あんこはあまり好きではないがどら焼きは好き 今はいない祖母のおはぎが好き(登別市)
- チョコレート、チップス、ラムネ(長万部町)
- ケーキ。特にいちごショートケーキ。生クリームが好物なので生クリームとスポンジだげでいいくらい。
幼少期から食べてるレディボーデンのアイス(バニラ)お風呂上がりに大きいカップのままスプーンで食べるのはやめられない… ディズニーランドのクランキーチョコ。スーパーで似た物を探してみてもなかなか巡り合わない。(札幌市) - 旅先で見つけた石垣島にある「ちょっき屋」のパイナップルケーキが好きすぎて、よく送ってもらっています。 マクビティビスケットは高校生の時友達にもらってから好きで、今でも家に常備してます。(神奈川県)
- 伊達では久保菓子のらびんふる(広島県)
50代
- 海鮮煎餅、麦チョコが好きです!( 北海道伊達市)
- かっぱえびせん、ポテトチップス、熱が出た時に買ってくれるフルーチェ、みかんや桃の缶詰め、 大人になったら 1 人で全部食べようと小さい頃から夢みていました。(北海道有珠郡壮瞥町)
- チョコレートの紗々を 2 枚重ねで食べる時がプチ贅沢だと感じる。(北海道洞爺湖町)
- 冬至のいとこ煮 寒い日の甘酒(北海道洞爺湖町)
- ホットケーキは自分で作ることもあるくらい好き。頭を使って疲れたときはチョコレートを食べている。(北海道羅臼町)
- 主に小豆のをベースにした和菓子が好きです。
- 例 . 虎屋本舗のどら焼き…生地の硬さ加減パサつきが無く甘さも控え目なのでお土産候補のリストにいつも入れている。花園饅頭の栗きんつば…薄皮で包むように焼き上げているため食感の良さも伝わり贅沢な味わい。
- 塩瀬総本家の「桃山」焼き菓子…桐を模した様な絵柄をカバーに菓子にも彩った雅な和菓子。 程よい上品さとサラリとした澄んだ甘さが絶妙な味を出している。(千歳市)
- ピノは何年経っても大好き。パームロールもつい買ってしまう。(札幌市)
- チョコレート系のお菓子は今でも気分転換にもなるので食べている。今でも宮城には行くので北海道の土産菓子では 石屋製菓や六花亭などのお菓子を買っていく。逆に宮城だったら萩の月が好み。(宮城県)
60代
- 特になし(北海道伊達市)
- 小学校の頃、お店に綿あめの機械があり、自分で綿あめを作って食べた。小学生の頃、近所の方が手作り羊かんをたくさん作り、ごちそうしてくれた。 中学生の頃、水あめを売り歩く行商のおばあちゃんがいて、あめせんべいを買って食べた。中学生の頃、妹たちに牛乳寒天を作ってあげて、よく食べていた。 冷凍庫に5L のバニラアイスが入っていてフルーツポンチに入れ、食べていた。(伊達市)
- 小学生の頃から、お腹が空いたらストーブの上に水に付けた澱粉をのせ、焼いて食べた。(釧路市)
- 近所の小売店で買った安価なケーキやビスケットなど中学生くらいの時下校時に買っていました。(福岡)
- 回答なし (帯広市 18 才まで、札幌市 2 年間、オホーツク網走市 40 年間)
(考察3)
全体の回答をみると、回答者各々の思い入れのあるお菓子が挙げられています。「チョコレート(製品)」を挙げる回答者が多く(15 件)、「アイス類」(5 件)、「ケーキ類(5 件」)「どら焼き」(4 件)、「ポテトチップス」(4 件)、と続きます。
和菓子より洋菓子を挙げる人が多かったものの、その中でも前述のとおり「どら焼き」は、4 件と健闘。他に、煎餅やおはぎ、ゆべし、桜餅、きんつばなどが挙げられました。
また、「福島のままどおる、宮城だとこだまのどら焼き、ご当地菓子が好き 北海道のスノーサンドおいしいです。(30 代•宮城県)」「石垣島にある「ちょっき屋」のパイナップルケーキ(40 代•神奈川県)」
「北海道の土産菓子では、石屋製菓や六花亭などのお菓子を買っていく。逆に宮城だったら萩の月が好み。(50 代•宮城県)」等ご当地菓子を挙げる人や「わに口最中大好き!!(40 代•室蘭市)」「伊達では久保菓子のらびんふる(40 代•広島県)」「つるやさんのとら焼きと北の童もち(60 代•伊達市)」等伊達市内のお菓子が好きな人もみられました。
さらに、この回答の記述には、「今季は狂ったように食べている」、「ハマりかけた頃に売られなくなっててすっっっっごく残念」、「衝動買いする悪い癖 が未だに治らない」「好きすぎて、よく送ってもらっています」、「家に常備」「大きいカップのままスプーンで食べるのはやめられない…」、「大人になっ たら 1 人で全部食べようと小さい頃から夢みて」、「お土産候補のリストにいつも入れている」、「何年経っても大好き」といった、お菓子への愛の熱量が、多く表現されていたことも興味深いです。
<考察まとめ>
総回答数が 42 件と、あまり多くなかったたため、主だった傾向などはあまりみられませんでした。しかしながら、結果をみると、年代間にわずかながら、食べてきたお菓子の違いがあることがわかりました(考察2)。地域差に関しても、道内出身者(特に伊達市)の回答が多く、大きな差はみられませんでしたが、道内でも地方と都市部の違いや道外出身者の興味深い回答を得ることができました(考察1、2)。また、好きなお菓子への熱量を感じさせる記述が多くあり(考察3)、お菓子へのこだわりがみられました。
「出身地や年代によって、幼少期から現在に至るまでに食べてきたお菓子が異なっているのではないか」「お菓子も時代や流行、需要などにより、変遷してきたのではないか」という仮説を立証するまでには至りませんでしたが、それを示唆するような結果は、得られたのではないかと考えています。
その仮説の立証とは別に、個人的なお菓子の思い出やそれへの思いなど、それぞれの「お菓子の物語」を知ることができ、一つとして同じ回答はなく、興味深く感じました。