施設概要
だて歴史文化ミュージアムについて
北海道伊達市には縄文文化やアイヌ文化、仙台藩亘理伊達家中の移住がもたらした武家文化といったさまざまな文化が生まれ、輝いた歴史があります。そして、どの時代も北方や南方の人々との交流があり、つねに異文化との接触があったまちです。
「だて歴史文化ミュージアム」は、文化財や美術品の展示・活用と文化・芸術の振興を一体化した博物館として、平成31(2019)年4月3日にオープンしました。(伊達市開拓記念館は、平成29(2017)年11月に閉館しました)
だれもが「伊達市の生い立ち」を知ることができるとともに、文化の多様性の意義や多文化共生社会へ向けた取り組みについて、世代や立場の違いを超えて考えることができる博物館を目指しています。
建物は「本館」「体験学習館」の2つで構成されています。
令和4(2022)年度より、指定管理者制度が導入され、株式会社伊達観光物産公社が指定管理者として運営を行っています
館内のご案内
本館 1階「ラーニング・スタジオ」
ワークショップや講演会、様々な展示を行っています。
本館 1階「ライブラリー・コモンズ」
歴史や文化に関する書籍を読んだり、調べものをしたりできます。市民のコレクションを展示するケースもあり、見学できます。
※展示できる市民の方のコレクションを募集中です。
本館2階「展示室」
当館に収蔵されている文化財などを展示し、伊達市の歴史や文化を紹介しています。
本館2階「特別展示室」
年に数回、他の博物館などから文化財を借用した特別展や所蔵史料の企画展を行います。
体験学習館「藍工房」
北海道唯一の藍産地としてその文化を伝えています。藍染め体験ができます。
体験学習館「刀鍛冶工房」
市内在住の刀匠渡辺惟平氏の刀剣制作や作品などが見学できます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、刀鍛冶見学は当面中止しています。なお、刀鍛冶工房通路のあるケースにある刀剣類の展示はご覧いただけます。